風吹けば、虹が

月山 和彦 

《作者紹介》

この青い空に

美しい七色の虹が

かかっている

 

しかしこの虹も

しばらく前は

障害という黒い雨雲が

たちこめていて

わたしたちの大地に

光は届いては

こなかった

 

どんより湿った大地に

ある時、かろやかな風が

わたしたちを

包み込むように吹いた

すると雨雲は去り

その切れ目から

陽光がさしこみ

わたしたちを

目映く照らした

 

太陽を背にすると

赤や青の

奇麗な虹がかかっていた

さあ、今度は

わたしたちが

この橋を渡ろう

 

《作者紹介》

28歳 大牟田市在住

長い入院生活を送りました。現在、母と二人ぐらし。歩くことができないので、車椅子が僕の足です。療養しながら、県立高校の通信制を終了しました。趣味はパソコン、アマチュア無線など、電子機器を扱うのが楽しみです。無線のコールサインはJK6CJYです。御自身のホームページへ

詩は、障害者が社会に溶け込めるような世界になって欲しいと思い、障害者への福音を願っています。

 

ひとつ前に戻る  トップページに戻る